折り紙が好きな子や、手を動かすのが好きな子にぴったり!
東京・文京区にある「折り紙会館」は、作品展示やショップはもちろん、館長さんによる実演や工房見学まで楽しめる、折り紙好きにはたまらない穴場スポットです。
外国人観光客も多く訪れていて、ちょっとした国際交流もできるのがうれしいところ。親子でのんびり過ごせるおでかけ先としておすすめです♪
折り紙会館ってどんなところ?

アクセス
中央線・総武線「御茶ノ水駅」徒歩7分です。
東京メトロの「御茶ノ水駅」「末広町駅」 からも歩いて行けます。
詳しいアクセスについてはコチラ
所要時間
滞在時間は、ゆっくり見て回って約1時間半ほどでした。
子ども連れでもちょうどよく、飽きずに楽しめるボリューム感です。
我が家は、まず1階と中2階のギャラリーをのんびり見てから、3階のショップでお土産探し。
その途中で、館長さんの折り紙実演にばったり遭遇!思わず足を止めて見入ってしまいました。
続いて、4階の工房を見学。
最後にもう一度3階のショップへ戻ると、また館長さんの実演が始まっていて、再びじっくり楽しませてもらいました。
混雑具合
私たちが訪れたのは平日だったのですが、館内はとても空いていて、のんびりと見学することができました。
1階のレセプションも無人で、「え、本当に開いてるのかな…?」とちょっぴり不安になるほど。
でも3Fまで行ってみると、外国人のカップルや家族連れが2〜3組ほどいて、館長の実演おりがみを楽しんでしました。
混雑とは無縁で、落ち着いた雰囲気のなか、じっくりと折り紙の世界に触れられる、まさに穴場スポットという印象でした。
見どころ
折り紙会館の中は、それほど広くはないのですが、室内にはぎっしりと折り紙作品が展示されていて見応えたっぷりです。
ギャラリーの様子
まず目を引いたのは、階段状に並べられた生き物たちの折り紙。
一番上の作品は、大きくて迫力満点!

壁一面には、簡単な作品からとても複雑そうなものまで、折り紙がずらり。
どれも名前付きで丁寧に展示されていて、見ているだけで楽しくなります。

雰囲気のある和紙の上には、さまざまな生き物たちが並べられていて、どこか物語の世界に入りこんだような雰囲気。「この子たちでお話作れそう!」と、娘もワクワクしてました。

そして感動したのが、折り紙の職人技が光る作品たち。
特に、連鶴(れんづる)の展示は圧巻で、芸術作品のような美しさ。
「これ、どうやって折るの?」と思わず見入ってしまいました。

折っていく工程も展示されていて、「なるほど、先に折り目をつけておくんだ~」と納得。
これ全部折るのに、いったいどのくらい時間かかるんだろう?なんて娘と話しながら、じっくり眺めました。

魅力的な館長の実演折り紙
3階のフロアに上がると、ショップの奥で館長さんが折り紙を実演しているところでした。
店員さんに「よかったらどうぞ」と声をかけられ、娘と一緒に見に行ってみると、館長さんは折り紙でマジックのような技を披露中。手慣れた動きに、私も娘も思わずくぎ付けです。
実演で作ってくれた折り紙は、そのまま娘にプレゼント。娘はとても嬉しそうに受け取っていました。
まわりには外国人の方もいて、館長さんは「マウントフジ!」「ライジングサン!」と英語も交えながら、笑顔で折り紙を紹介。見ていたみんなも、館長さんの見事な手さばきに魅了され、自然と笑顔が広がっていました。
職人さんの技を見る

4階には「染め紙工房」があり、自由に見学することができます。
ちょうど職人さんが作業をしていて、声をかけると気さくにいろいろ教えてくれました。
ハケの種類によって、模様が変わっておもしろい!ハケにもこだわりがありそうです。
実際にハケを触らせてもらうこともできました。
「これはトラの模様になるんだ!」と娘と一緒にじっくり眺めてしまいました。

折り紙教室も開催
折り紙教室も開催しています。
ふらっといってできるのかなと思っていたのですが、事前に気になる講座を予約して参加する形でした。またの機会に来たいと思います。
ショップも充実
折り紙会館では、ショップもとっても充実しています。
カラフルでさまざまな種類の折り紙や、折り紙に関する本がずらりと並び、見ているだけでもワクワクします♪
中には、他ではなかなか見かけないような珍しい折り紙や、ちょっと変わった折り方ができるアイテムも販売されています。
我が家は、連鶴の折り紙が作れるキットと、折り紙の本ををゲット!

小林館長が著書の本だったので、館長自ら、本にサインしてくれました。思いがけずうれしい♪

まとめ

展示に見入ったり、実演に驚いたり、ショップで夢中になったり。
親子でたっぷり楽しめる「折り紙会館」ですが、外国人観光客も多く訪れていて、自然と笑顔で交流が生まれる雰囲気も魅力のひとつ。
折り紙がつないでくれる、小さな国際交流をぜひ体感してみてください。
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