小学校受験では、ペーパー問題だけでなく、日々の生活習慣が問われることも。正しい配膳やお箸の使い方、お弁当の包み方など、実は意外と見られているんです!「うちの子、大丈夫かな?」と不安になったママも大丈夫♪ 普段の生活の中で楽しく取り入れられるコツをご紹介します。
「ごはんは左、味噌汁が右」が基本!正しい配膳を身につける
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過去に国立小学校のペーパー問題で、「正しい配膳の仕方」に関する問題が出たことがあります。
問題の内容は「4枚の食卓の絵が出てきて、その中から正しく配膳されているものを選ぶ」というものでした。
この問題、お子さんは迷わず正解できるでしょうか?
実は、これは普段の食卓で正しい配膳をしているか、また親が子どもに食育を意識しているかをチェックするものでもあります。我が家も、塾で模擬問題を見たときに、「しまった! ちゃんと正しく置いていたっけ…?」と反省して、あらためて食育について見直すきっかけになりました。
忙しくて、これまでテーブルの上にぱぱっと無造作に置いてしまっていた茶碗たちを、意識して正しく置くように。同時に、子どもたちにも声がけして、「ごはんは左で、お味噌汁は右ね!」と意識して伝えるようにしました。
時にはクイズ形式で、「さてお味噌汁は右左どっちでしょう!」と言ってみたりしながら理解できているかを確認します。
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一度習慣化してしまえば、子どもも自然と正しい配膳を身につけてくれますよ!
箸で豆をつかむだけだけではだめ?豆をすばやく運べるように
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試験では、お皿から別のお皿に大豆などの豆をおはしで運ぶテストが出題されることがあります。
幼児にとって、おはしを正しく使うだけでも一苦労なのに、小さな豆を運ぶというのははなかなか大変な作業。
とくに、つるつるしている豆を運ぶのは器用さが試されます。
おやつの時間に、小さいマシュマロやラムネを使ってやるのも楽しいですよ♪
だんだん上手になってきたら、大豆を使って練習、時には小豆にも挑戦してみたり。小豆は小さいので大人でもなかなか苦戦します…
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親子でゲーム感覚で練習すると、遊び感覚でムリなく続けられます♪
上手にお皿に移せるようになったら、次はスピードも意識してみてください。
本番では、〇秒と制限時間を設けられていることが多いです。
我が家では、大豆10個を30秒以内で移せるように特訓しました。
お弁当つつみ、縦結びになっていませんか?
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本番では、風呂敷でお弁当を包む課題が出ることもあります。
そのときに気をつけたいのが、縦結びにならないようにすること。大人でも意識しないと、うっかり縦結びになってしまうことがありますよね。
私もそれまで何となく結んでいたので、いざ子どもに教えようとしたときに「どう伝えればいいんだろう…?」と悩みました。そこで、家族みんなで正しい結び方を学び直すことに。パパとママが「ああでもない、こうでもない」と四苦八苦している様子を見て、子どもも自然と興味を持ってくれました。みんなで一緒にやるというのが、楽しく覚えるポイントだったようです。
試験当日に焦らないためにも、早めに練習して慣れておくと安心ですね。
試験の日の朝、何を食べるかって意外と大事なんです
口頭試問や面接で「今日の朝ごはん、何を食べてきましたか?」なんて先生に聞かれることがあるんです。そのときに「食べてません…」とか「うーん、覚えてません…」なんて答えるのは、ちょっと避けたいところ。
もちろん、「これを食べれば合格!」みたいな決まりはないと思います。でも、「パンだけ」「バナナだけ」より、「パンとバナナとヨーグルトです!」とか「ごはんとみそ汁と卵焼きです!」みたいに、いくつか組み合わせて答えられると、印象がいいかもしれません。
うちでは普段、パンの日もあればごはんの日もありますが、試験当日の朝は 「ごはん+ふりかけ+みそ汁+卵焼き+ヨーグルト」 というシンプルなメニューにしました。試験で「何食べてきたの?」と聞かれたとき、パッと答えやすいように意識しました。
普段から我が家の定番を作っておけば、お子さんも思い出しやすいですね!
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まとめ
試験対策って聞くとちょっと大変そうに思うかもしれませんが、普段の生活の中で楽しみながら取り入れれば大丈夫! ごはんの置き方やお箸の使い方を練習するうちに、マナーや集中力も自然とアップしていきます。親子で一緒に成長していけるといいですね♪
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