兄弟が別々の学校に通うと、行事や予定が単純に2倍!日程が重なってしまうことも少なくありません。保護者会が同じ週にあると、夫婦で手分けしたり、仕事の調整にバタバタすることも。正直、「これは大変だな…」と思っていたのですが、実は入学してから思いもよらないメリットがあることに気づいたんです。
本記事では、兄弟別学で得られる意外なメリットについてお伝えします。
違うからこそ見えてくる!多様な教育方針で子どもの力を伸ばす
兄弟が別々の学校に通うことで、保護者会や個人面談を通じて、教育方針の異なる先生の話を聞く機会が増えます。さまざまな先生方の考え方を知ることで、多様な視点を得られるのは大きなポイント。また、保護者会や面談で得たヒントを、もう一方の子どもにも活かして共有できるのも魅力です♪
学校ごとの授業の進め方や宿題の出し方の違いを比べてみるのも、意外と面白いものです。たとえば、漢字テストの出し方が違ったり、異なる種類の算数ドリルを使っていたりと、量や頻度も学校ごとにさまざま。逆に共通点を見つけると、「これは大事なポイントなんだな」と実感できることもあります。
子どもたちも、多角的な視点を通じて「教育方法は一つではない」ということを学び、物事を客観的に捉える力が身についていきます。
こうして、子どもたちの成長をより幅広い視点からサポートすることができるのは、兄弟別学ならではのメリットだと感じています。
兄弟が上下関係ではなく対等な関係を維持できる
兄弟で同じ学校に通っていると、どうしても上の子の影響を受けやすくなります。良い影響もあれば、時には悪い影響もあるでしょう。また、学校の行事や授業の進め方が似ているため、二度目のように感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし、兄弟が別々の学校に通っていると、お互いの学校はまるで未知の世界です。毎日の過ごし方にも違いが出てきて、帰ってくると、それぞれが学校での出来事を面白おかしく話してくれます。
時には悲しい出来事も共有しながら、一方が話すともう一方はじっと耳を傾け、合いの手を入れたり、「そんなことやるの?いいなあ!」とうらやましがることも。兄弟それぞれの学校生活を聞くのが、私たち家族の楽しみになっています。
異なる環境での経験が、兄弟の視野を広げるだけでなく、互いを尊重し合う対等な関係を育んでいます。
ママ友も2倍!兄弟別学で広がる新しい人間関係
兄弟が別々の小学校に通うと、それぞれの学校での保護者同士の付き合いも増えますよね。
情報も2倍に増えるので、時には整理しきれなくなってしまうことも。プリントが行方不明になって、「あれ、どこいった?」と焦ったことが何度もあります。
そんなときに助かるのが、それぞれの学校のママ友たち。
「ちょっと学校に聞きづらいけど確認しておきたいな」っていう小さな疑問を共有したり、プリントをなくしてしまったときに教えてもらえたりして、本当に心強い存在です。宿題の進め方や漢字の復習方法、おすすめの学習アプリやお出かけスポットなど、双方のママ友からもらう情報はとても貴重で、「兄弟が別々の学校だからこそのメリットだな」と感じています。
小中高一貫校だと保護者同士の付き合いは12年と長くなりますが、だからこそ、両方の学校の保護者と良好な関係を保っていきたいですね。とはいえ、無理をして疲れてしまっては本末転倒。気楽に、無理なく付き合うことが大切だと思います。
そこで、我が家がそれぞれの学校のママ友づき合いで心掛けていることをいくつかご紹介します。
これらのポイントを心掛けながら、両方の学校での楽しい交流を育み、保護者同士のつながりも深めていければと考えています。
まとめ
兄弟が別々の学校に通うことで、思いもよらない学びや新しいつながりが広がります。それぞれの経験が子どもたちの成長を後押しし、家族の会話を豊かにしてくれるのも嬉しいポイント。これからも違いを楽しみながら、家族みんなで成長していけたらいいですね。
コメント