地理を楽しく学びたい♪in岩手 -宮沢賢治記念館-

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我が家では、家族旅行の計画をたてるときに意識していることがあります。

それは、楽しみつつ、地理や歴史などの知識が、子どもたちの記憶に自然に残るようにすることです。

楽しいついでに、意識しないうちに地理の知識が身に付いたら、一石二鳥ですもんね♪

先日、子どもたちが『雨ニモマケズ』の暗唱をしていたのを眺めていたら

作者の宮沢賢治さんは岩手県か… 

よし今度の旅行は岩手だな!と、ピーンときました(笑)

本記事では、岩手旅行したときに訪れた「宮沢賢治記念館」の感想や分かったことをお伝えしていきます。

行く前に、子どもに宮沢賢治の予備知識をもってもらいたい

子どもたちにとっての宮沢賢治のイメージ =「雨ニモマケズ」の人。 

これでは宮沢賢治記念館に連れて行っても、よく分からないまま終わってしまう…

このままではまずいと、子どもたちに予備知識を付けてもらうべく、取り組んだことをお伝えします。

とりあえず図書館で、宮沢賢治作品の絵本をかりてきてみたけど、子どもの食いつきがよくない…

  • 理由1:宮沢賢治作品は字数が多くて、低学年の息子がページを開いてすぐ断念した
  • 理由2:娘と息子が好きな絵の雰囲気じゃなかった(全体的にダークな色合いで暗い感じ…)

そんな不利な?状況のなか、「注文の多い料理店」と「どんぐりと山猫」だけは、読み聞かせをしたらなんとか聞いてくれました。

月夜の幻燈会」という野外イベントを偶然見つけて行ってきました。

宮沢賢治に関する作品を、野外で上映するイベントです。

私たちが行った時には、「注文の多い料理店」を上映していました。

夜に林の中で映像を見るのは、私も子どもたちも初めて。

始まるまでは、そわそわして、「なんだかお化けが出そうで怖い~」なんていっていた子どもたち。

いざ始まると、その幻想的で不思議な雰囲気に釘付けでした!

野外で宮沢賢治の作品が見れるなんて、とても貴重な体験でした。

私が子供の頃にテレビで見たのを思い出して、懐かしくて思わず買ってしまいました。

全体的に少し重々しさを感じるような雰囲気だったので、最後まで飽きずに見てくれるかしら?心配していた私。

でもそんなのは、取り越し苦労でした!

登場人物がネコに擬人化されていて見やすいし、きれいな描写と音楽も相まって、子どもたちも見入ってくれたのでよかった!

ところで、大人になって改めて見たら、ジョバンニ役の声優さんは、田中真弓さんだったと気づきました。

ドラゴンボールのクリリンだ~、と別の楽しみ方もできました♪

いざ、宮沢賢治記念館へ!

宮沢賢治記念館に行く前に、「花巻おもてなし観光ガイド」という観光ガイドに予約するのがおススメです!

なんとガイド料無料です!すばらしい!利用しない手はありませんね。

【行ってみて分かったこと①】「よだかの星彫刻碑」を堪能できる

記念館のすぐ近くに、「よだかの星彫刻碑」を発見!

この近辺は空いていたので、記念写真を撮るにはちょうど良いかもしれません。

記念館の中に入る前に見つけた石碑でしたが、よだかの星を知らなかった子どもたちはスルー…

家に帰ったら「よだかの星」の絵本も読んであげなくちゃ!と心に誓いました…!

よだかの星彫刻碑

【行ってみて分かったこと②】宮沢賢治はベートーヴェン推しだった?! 

宮沢賢治記念館を訪れると、セロが際立っていました。

宮沢賢治愛用のセロ

ガイドの方からお話をうかがったところ、宮沢賢治はクラシックを愛していて、とくにベートーヴェンのファンだったようです。

そして下の写真は、ベートーヴェンになりきって撮った写真だそうです!

有名な写真なのに知らなかった!

ベートーヴェンになりきる宮沢賢治

【行ってみて分かったこと③】宮沢賢治の直筆遺書を見ることができた

病床にあった宮沢賢治が、両親宛に書いた遺書だそうです。

ここに来なければ見れない、貴重なものですね!

宮沢賢治の遺書

家系図も発見。宮沢賢治と仲の良かったという、妹のトシさんを確認。

宮沢賢治の家系図

【行ってみて分かったこと④】『雨ニモマケズ』は手帳に書かれていた?!

ありました!大本命の「雨ニモマケズ」です。

手帳にさらっと書いてある。

しかもこの手帳、宮沢賢治の死後に発見されたそうですよ。

手帳に書かれた『雨ニモマケズ』

まとめ

肝心の子どもはどうたったかというと、途中で飽きてしまいました…

少し大人向けの施設だったかもしれません…

でも、観光ガイドの方が、気を使って子どもに話しかけてくれて、子どもたちなりに理解しようとがんばっていたので、良しとします!

近くにある山猫軒でのお土産探しが一番テンションが高かったです。

プロフィール
この記事を書いた人
hanemaru

夫、娘、息子、私の4人家族です。
2020年、2022年と、共働きながら小学校受験に2度挑戦し、合格することができました。

娘、息子とも、ご縁をいただいた学校に楽しく通っています。

小学校受験で取り組んだことや、普段の子育てで意識していることについて、記録を残していこうと思っています。
読んでくださる方のお役に立てれば幸いです。

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