お受験本番まであと数か月。限られた時間の中で「夏をどう過ごすか」が合否を左右するとも言われています。
働くママにとっては、計画的に、でも無理なく取り組む方法が気になりますよね。
この記事では、小学校受験を2度経験した我が家の「夏の過ごし方」を実例とともにご紹介します。
「この夏やり遂げた」ことを1つ作りたい

この夏に、「やり遂げた」ことを作っておくと、秋の願書を書く時や、面接のときのエピソードにとても役立ちます。
受験する学校の教育方針に合致したエピソードを思い浮かべて、それを夏に「やり遂げる」ことができるように、ママがさりげなく促します。
我が家は夏の間、「なわとびを20回跳べるようにする」のを目標にして、保育園帰りの公園で毎日取り組みました。
子どもが頑張って取り組んでいる様子をよく観察してメモを取っておけば、願書づくりの時に文章にまとめやすいです。
「夏の思い出」の写真を壁に貼っておく

キャンプに行ったり、海で遊んだり、虫取りに出かけたり。夏は家族で楽しい思い出がたくさんできますよね。
そんな夏の写真は、プリントしてお部屋の壁に貼っておくのがおすすめです!
毎日目にすることで、楽しかった記憶が自然と残りやすくなります。
我が家では、魚釣りの写真や乗馬体験、果物狩り、海で遊んだ様子など、絵に描きやすそうな写真や「季節対策」になるものを選んで、壁にペタペタ貼ることにしました。
ちょっと貼りすぎな感じもありましたが、お受験期間限定ということで、かまわずどんどん貼っていきました。
こうして思い出を日常に残しておくと、「夏の思い出」や「楽しかったこと」などのテーマで絵を描く課題が出たときにも、すぐにイメージしやすくなります。
「夏の野菜」 育てる。食べる。観察する。

夏になると、育てやすい野菜がたくさん出てきますよね。実は、その中には小学校受験でもよく出てくる野菜が多いんです。せっかくなら、お子さんと一緒に育ててみるのがおすすめです♪
我が家では、トマト、ナス、きゅうり、ピーマン、えだまめを育てました。どれもプランターで手軽に育てられるので、忙しいママでも気軽に始められますよ。
野菜の花の色を観察したり、収穫した野菜を切って切り口の形を見てみたり…こうした小さな体験も、実はお受験対策にしっかりつながっています。特に「野菜の切り口」の問題はペーパーでよく出るので、一緒にじっくり見てみるのがポイントです。
それから、とうもろこしの皮むきをお手伝いしてもらうなど、一緒に料理をすることで、夏野菜にたくさん触れるように意識しました。
こういう日常の体験が、子どもの「わかった!」や「知ってる!」につながっていくんですよね。
まとめ
夏は、お受験に向けて大事な時期ではありますが、頑張りすぎてお子さんの気持ちが疲れてしまわないようにしたいですよね。
ちょっとした体験や工夫を取り入れながら、家族みんなで楽しく過ごせる夏になるといいなと思います。写真を飾ったり、野菜を育てたり、日常の中で「学び」につながることって、意外とたくさんあります。
無理なく、楽しく、夏を乗り越えられるといいですね。
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