本番が近づいているのに、ペーパーの正答率がなかなか上がらない…そんなとき、つい焦ってしまいますよね。
「どのペーパーを優先したらいいの?」と迷ってしまうママも多いと思いますが、そんなときこそ取り入れたいのが「お話の記憶」です。
「お話の記憶」に取り組むことで、記憶力・集中力・理解力が育ち、他のペーパーにも良い影響が出てきます。
この記事では、我が家が実際にやって効果を感じた「お話の記憶」の練習法や、苦手な子へのフォローの仕方を、体験談を交えてご紹介します。焦りやすい直前期だからこそ、ポイントを絞って効率よく力をつけていきましょう。
どうして「お話の記憶」が大事なのか

小学校受験では、「先生の指示をしっかり聞いて、正確に行動できるか」がとても重要なポイントになります。
「お話の記憶」に取り組むことで、記憶力・集中力・理解力が自然と鍛えられていきます。
これらの力がついてくると、「お話の記憶」だけでなく、他のペーパーにも良い影響が期待できますよ。
「お話の記憶」ペーパーは必ず毎日取り組みたい

娘のペーパーの点数が伸び悩んでいたとき、塾の先生からもらったアドバイスは、
「お話の記憶ペーパーは毎日やりましょう」というものでした。
そこで、毎日の学習に「お話の記憶」を必ず取り入れるようにしたところ、娘の正答率がぐんとアップ!
これまで何となくいろいろなペーパーを進めていたのをやめ、「お話の記憶」に絞って取り組んだのがよかったようです。
コツコツ積み重ねることで、しっかり成果が出ることを実感しました。
「お話の記憶」に苦手意識がある場合の対処法

「お話の記憶」のペーパーは、お話が長く内容も複雑なことが多いですよね。大人が一緒に聞いていても「難しいな…」と感じることもあるくらいですから、苦手意識を持つ子が多いのも当然です。
我が子も例外ではなく、「次はお話の記憶やるよー!」と声をかけると、あからさまにイヤそうな顔をしていました。
そんな娘が前向きに取り組めるようになったきっかけは、同じペーパーを何度も解くことでした。
1回目は「ちんぷんかんぷん」でも、2回目に取り組むときはすでに知っているお話なので、
「どこに注目すればいいのか」「何を覚えておけばいいのか」がわかるようになります。
我が家では、1回目と2回目はできるだけ間を空けずに取り組み、3回目は数日後にもう一度チャレンジする、という流れで進めていました。
回数を重ねるごとに娘も自信がついて、花マルをもらうと、次の問題にも意欲的に取り組んでくれるようになりました。
まとめ

「お話の記憶」は、毎日の積み重ねが結果につながる単元です。
あれもこれもと手を広げるより、「ここ!」と絞って練習することで、子どもの自信にもつながります。
本番までの間、子どもはまだまだ伸びていきます。
焦らず、心の安定を大切にしながら、親子で一歩ずつ取り組んでいきたいですね。
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