「カレーを作るから、にんじんの皮むきお願いね!ありがとう、これでおしまい!」
――こんなふうに、部分的なお手伝いだけで終わらせていませんか?
実は、お手伝いのさせ方を工夫することで、子どもの考える力や段取り力がぐんと伸びるんです!
さらに、小学校受験にも役立つ「料理道具の名前」や「手順の理解」も自然と身につくかも。
ちょっとした関わり方で、子どもの学びの幅が広がるお手伝い。
一緒にできることを、少しずつ増やしてみませんか?
「部分的なお手伝い」ではなく、「全体を見通せるお手伝い」を
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料理のお手伝いをお願いするときは、一部分だけでなく、全体の流れを見通せるようにすることが大切です。
例えば、カレー作り。
「にんじんの皮むきだけお願いして、『はい、ありがとう!おしまい』」ではなく、最初の準備から最後の仕上げまで関わらせることで、料理の流れを理解しやすくなります。
具体的には、こんなステップがおすすめです。
- カレーに必要な材料や道具をそろえる
- 調理の工程を見る・体験する(最初は親がやってみせるだけでもOK)
- ルーを入れて仕上げる
こうすることで、子どもは「カレーを作るには何が必要か」を自然と覚え、材料や道具の名前、調理の流れを身につけていけます。
料理のお手伝いは、ただの作業ではなく、子どもが自立するための大切な学びの場になりますね♪
料理道具の名前、ちゃんと言えますか?
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おたま、まな板、菜箸… 我が子はどれくらい料理道具の名前を知っているでしょうか?
実は、ペーパーテストでも料理道具の名前がよく出るんです! しりとりや仲間分け、常識問題など、いろんな形で出題されることも。つまり、お手伝いの経験が試されているんですね。
だからこそ、お手伝いをお願いするときは、「これ取って!」や「あれ使って!」ではなく、
「おたまでよそってね!」
「まな板の上で切ろうね!」
と、道具の名前をしっかり伝えるのがおすすめです♪
そうすることで、自然と名前を覚えていくだけでなく、料理への興味や自信にもつながりますよ!
「得意料理」を持たせることで自信につなげる
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さらに子どもに自信をつけさせるために、得意料理を一つ覚えさせるのもおすすめです。
面接や口頭試問の場面で、「○○が作れます!」と自信を持って言えたら素敵ですよね♪
そこで、我が家ではお手伝いをお願いするときに、次のポイントを意識しました。
- まずは親がやってみせる。
- 次に、子どもと一緒に作る。
- 慣れてきたら、近くで見守りながら一人でやらせる。
こうしたステップを重ねることで、娘はスクランブルエッグ作りが得意になりました。
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家族のために、時々作ってくれるのが嬉しい♪
まとめ
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小学校受験で差がつくのは、料理のお手伝いの「深さ」。単なる作業ではなく、「何が必要か?」「どう進めるか?」を考える習慣をつけることで、自立心や判断力が育ちます。日々の暮らしの中で、小さな積み重ねを大切にしていきたいですね♪
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