「お受験」に関する考え方のすれ違いは、夫婦間でのトラブルの原因になりがちです。では、どうすればお受験を成功させながら、夫婦円満を保つことができるのでしょうか?
本記事では、我が家が実践した具体的な工夫や取り組みをお伝えします。受験準備をストレスなくスムーズに進めるためのヒントとなれば幸いです。
はじめが肝心!夫婦であらかじめ全体の見通しを立ておく
お受験の準備を進める中で、「きっと分かってくれてるよね」とか「たぶん同じ考えだろう」と思い込んでしまうこと、ありますよね。でも、そうした思い込みが後ですれ違いを生むことも。小さなズレが大きなストレスにならないように、最初の段階でしっかり話し合っておくことが大切です。
「お受験にどう向き合うか」や「どこにお金をかけるか」など、全体の見通しや方針を共有しておくだけで、だいぶ気持ちが楽になります。役割分担も早めに決めておくと、「もっと手伝ってよ!」なんて不満も減りますよ。
それから、話し合った内容を日記やメモに残しておくのもおすすめです。後から「あのとき、こう決めたよね」と確認できるし、忘れたときに見返せるのも安心です。
「小学校受験を決める前に夫婦で確認しておきたいこと」について、詳しくは次の記事でご紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
家計の不安も解消!お金の話をタブーにしない
幼児教室や習い事、受験にかかる費用が増えると、どうしても家計への負担が重くなりますよね。何となく始めてしまうと、後で「こんなにかかるなんて!」と夫婦間でトラブルになることもあります。だからこそ、お金の話はタブーにせず、夫婦でしっかり話し合うことが大切だと思います。
「その時」を逃さず話し合う
お受験期間中、我が家では夫婦で何度も話し合いを重ねてきました。
その話し合いのタイミングは、「大事な節目ごとに」「小さなこともその都度」「納得いくまで何度でも」です。
- 幼児教室に通うことを決める前
☞子どもへの負担や費用を考慮しつつ、通わせる目的を共有。 - 小学校受験を決断するとき
☞お互いの覚悟や期待を確認し、家族全体の方針を固める。 - 下の子の受験をどうするのか
☞兄弟間のバランスや今後の教育方針について話し合う。 - お互いの両親への協力を仰ぐかどうか
☞サポートの範囲やタイミングを調整し、家庭内の負担を軽減する。 - 受験校を決めるとき
☞通学距離や教育方針の相性を確認しながら学校を選ぶ。 - 願書を書くとき
☞お互いの思いや家庭の特色を反映させ、完成度を高める。 - 面接の受け答えをシミュレーションするとき
☞役割分担するところを確認し、言葉を統一をして一体感を出すように準備する。 - 本番に付き添うとき
☞当日のスケジュールを確認し、役割分担を決める。 - 合否を子どもにどう伝えるか迷ったとき
☞子どもの心のケアを最優先に、受け止め方を話し合う。 - 不合格だった場合のシミュレーション
☞気持ちを切り替え、次の選択肢を見据えた行動を話し合う。 - 合格した滑り止め校に入学金を払うかどうか
☞家計への影響を確認しつつ、最終的な判断を下す。 - 合格した後のシミュレーション
☞新生活に向けての準備を進め、家族全員の気持ちを整理する。
タイミングごとに、お互いの考えをしっかり話しておくと、ちょっとしたズレも減って、家族みんなが同じ方向を向けます。
まとめ
お受験を通じて、夫婦でしっかり話し合い、共に成長するのはとても素敵な経験です。お金のことや将来のことを共有することで、信頼感がぐっと深まります。受験を乗り越えたら、もっと強い家族の絆が待っているはずですよ!
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