お受験中に意識して読んだたくさんの絵本は、入学後の子どもにとって大切な財産になります。絵本を通じて学びの土台をしっかり育てながら、入学後も役立つシリーズやテーマを選んでみましょう。今の取り組みが、未来の小学校生活をもっと豊かで楽しいものにしてくれるはずです!
かがくのとも・こどものシリーズ
「かがくのとも」「こどものとも」シリーズは、気軽に読みやすいのが魅力です。薄くて軽いので、外出時にバッグに入れて持ち歩くのにも便利ですよ。
特に「かがくのとも」シリーズは、日常の中にある不思議や身近な自然をテーマにしていて、子どもたちが楽しみながら自然と知識を吸収できる内容がたくさん詰まっています。
小学校に上がってからも、自由研究のアイデアやヒントが見つかる一冊になること間違いなし。本棚の中で、いつでも手に取れるお気に入りとして長く寄り添ってくれるシリーズです♪
おしりたんていシリーズ
子どもって「おしり」が大好きですよね(笑)。
おしりの顔をしたクールなキャラクターは、子どもたちの興味をぐっと引きつけます。さらに、ページ内で「5つのおしりを探してね」といったゲーム性もあるので、文字が読めない頃からでも楽しめる工夫がたくさん詰まっています。
「おしりたんてい」シリーズには、絵本版(3歳~)と児童書版(6歳~)があり、子どもの成長に合わせて長く楽しめるのも魅力のひとつです。我が家では「おしりたんてい」を一通り読み終えたあと、「おしりダンディシリーズ」にもハマりました。
息子は、「おしりたんてい」をきっかけに「たんてい」というジャンルそのものが好きになったようで、小学生になると今度は「名探偵コナン」に夢中に。コナンシリーズのマンガも楽しく読んでいます。
「おしりたんてい」は、我が家の子どもたちにとって、読書の世界を広げる素敵な入り口になりました。
ゾロリシリーズ
娘も息子も大好きな「かいけつゾロリ」シリーズ!
大人が読んでも、小ネタにくすっと笑える場面が多くて、飽きずに楽しめる絵本です。
でも私の子供時代のゾロリといえば、確か悪者の脇役のイメージでした。
主役は「ほうれんそうマン」でしたよね。
今のゾロリは、なんだかちょっといいヤツっぽい感じで、「ほうれんそうマン」世代の私には少し不思議な感覚があります。今では見かけなくなったほうれんそうマンを懐かしく思いながら、子どもたちに読み聞かせをしています。
ちなみに、私はぶたのさゆり先生が好きでした♪
それにしても、今の「かいけつゾロリ」シリーズって読む部分が本当に多い!
読み聞かせしていると息切れしそうになることもしばしば(笑)
細かい文字まで全部読んでいるとなかなか終わらないので、ところどころ読み飛ばすこともありますが、それもまたいいかなと思っています。
読み飛ばした部分は、文字が読めるようになったら子どもたち自身で読む楽しみにもなりますからね。
「日本昔ばなし」シリーズ
昔話シリーズは、お受験のペーパー問題でも頻出なので、お受験対策のためにも必ず読んでおきたいですね。
小学生になってからも、読み聞かせの宿題で使えますよ。小学生が音読するのにはちょうど良い量なので、ぜひ手放さずに持っておきたいですね。我が家は私の昔話の本を娘にお下がりして、ずっと大事に引き継いでいます。
読み聞かせの時間がないときはオーディオも併用するといいですね。
まとめ
絵本が好きになるには、普段の生活の中で絵本がいつもそばにある環境を作るのが大事です。2~3冊だけじゃなく、たくさん用意してあげると、子どもの興味や世界がぐんぐん広がっていきますよ。
それから、小学生になっても、子どもが「もういいよ」と言うまでは、ぜひ読み聞かせを続けてみてください。親子で楽しい時間を過ごせるだけじゃなく、自分で読む力を育てる素敵なきっかけにもなります!
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