行動観察は小学校受験で多くのママが気になるポイント。でも、実際どんな対策が必要か分からず不安になってしまうことも。大丈夫です!実は、特別なことをしなくても、普段の生活の中で自然と力をつける方法がたくさんあります。本記事では、家族で楽しく取り組めるアイデアや、無理なく続けられるヒントをたっぷりご紹介します。
行動観察って何?基礎から解説
行動観察とは、子どもが周りの子どもたちとどのようにコミュニケーションをとり、協力して問題を解決するか、指示を守れるか、自分のことを自分でできるかなど、様々な視点からチェックするものです。
学校は、子どもの個性や集団行動の様子を観察しながら、学校生活にどれだけ適応できるかを見ています。
先生の指示を「最後まで正確に」聞ける子にする
行動観察では、「先生の指示をきちんと聞けるか」がとても重要なポイントです。そのためには、集中して話を聞く力を育むことが欠かせません。我が家でも、普段の生活の中で意識的に取り組んできました。
例えば、たわいない家族の会話でも、「途中でさえぎらず最後までしっかり聞くこと」を心がけています。4人家族で話をしていると、みんな話したいことがたくさん!そんな中でも、誰かが話し始めたら、その人が話し終わるまでしっかり聞くよう子どもたちに伝えています。
ママは話の進行役として、「次は○○ちゃんのお話を聞かせて!」「それで、実際どうだったの?」と合いの手を入れながら話をつなげるよう工夫しました。こうすることで、自然と家族の会話が盛り上がり、楽しいコミュニケーションの場になっています。
また、保育園から帰ってきた子どもたちが報告したいことを話すときも、「順番にね!」と声をかけて、一人ずつ話を聞くようにしました。こういった日々の取り組みを続けることで、「話を最後まで聞く」という習慣が身につき、先生の指示にも集中して耳を傾けられるようになったのではないかと思っています。
家でも気軽にできる取り組みなので、ぜひ試してみてくださいね!親子のコミュニケーションも深まり、素敵な習慣になりますよ。
家庭でできる行動観察対策のアイデア
行動観察の対策は難しく感じることもありますよね。そこで、我が家で実践してきた取り組みをいくつかご紹介します!
ボードゲームから学ぶ
ボードゲームは、楽しいだけでなく、社会性も育む最高の知育教材!
「順番を守る」「相手の話を聞く」「協力する」などの社会性を育む効果があるので、行動観察対策にぴったり♪いろんな種類を常備しておいて、リビングに置いておけば、ちょっとした時間に家族で遊べますね。
我が家はドラえもんのボードゲームでよく遊んでいました。ちょっと難しいかなと最初は思いましたが、工夫次第でいろいろ楽しめますよ。正規のルールではなくても、子どもたちなりに新しいルールを作ったりしながら自由に楽しんでいました。行動観察において「工夫して楽しむ力」も大切ですよね。
ボードゲームは、小学生になってからも長く楽しめる遊びです。 家族で笑いながら遊べるので、本当におすすめです♪
カードゲームから学ぶ
「おさるのジョージのスリーヒント」は、小学校受験の行動観察対策としてとても役立つカードゲームです。楽しく遊びながら、受験に必要な力を自然と育むことができますよ!
このゲームでは、3つのヒントからカードに描かれたキャラクターや物を当てるルールになっています。ヒントをしっかり聞き取らないと正解できないので、先生の指示をきちんと聞く力を育むのにぴったりです。
「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム」もおすすめです。
このゲームでは、カードに書かれたお題について順番に話したり、相手の話を聞いて反応したりします。これにより、相手の話をしっかり聞く力と、自分の考えをわかりやすく伝える力をバランスよく育むことができます。
行動観察でよく見られる「先生の質問に対して適切に答えられるか」や「お友達と協力して話せるか」といったポイントの練習にもなりますよ!
お受験本から学ぶ
具体的な行動観察の対策として、お受験本を活用するのもおすすめです。
お受験本には小学校受験のコツやヒントがたくさん詰まっているので、いくつか手に取って見比べてみるといいですよ。その中から「これならできそう!」と思うものを選んで、少しずつ習慣にしていくと無理なく続けられます。
例えば、「慶應幼稚舎・早実初等部・筑波小学校に合格する子育て」は、これらの学校を目指すご家庭に限らず、小学校受験の基礎を学べる一冊。我が家も、初めてのお受験で右も左もわからない状態から、この本を参考にしながら乗り越えることができました。
それから、「書き込み式合格ノート」もおすすめ!月ごとに「この時期にやること」のイメージがわかりやすく書かれているので、我が家流にアレンジして使いながら進めていました。
お受験本を上手に取り入れて、対策に役立ててみてくださいね!
まとめ
行動観察と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、大丈夫です!普段の生活の中で少し意識を変えることから始めてみれば無理なく続けられますよ。例えば、家族で楽しく遊ぶ時間を持つことや、会話の中で『順番を守る』『話をしっかり聞く』練習をしてみる。それだけで子どもの成長を感じられるはずです。できることから、日常の中で少しずつ取り組んでいきましょう。
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