「もうランドセル決めた?」年長を迎えるころ、ママ友の会話でよく出てくるラン活。
けれどお受験組の場合、進学先によっては指定のランドセルやカバンがあり、簡単に決められないのが正直なところです。
私自身もその雰囲気にドキッとしたひとり。そんな時にどう考え、どう動いたかをご紹介します。
受験家庭ならではのモヤモヤとは?

「ラン活」は春から夏がピーク。展示会は2〜3月から始まり、早い子は年長になる前に決めてしまうほどです。人気のランドセルは、あっという間に予約で埋まってしまいます。
でも、お受験組は秋から冬が本番。
ランドセルを用意するかどうか、受験家庭にとっては判断がとても難しいのです。
予約しておけば安心と思っても、キャンセル不可のお店も多くて気軽に動けないのが現実。
合格発表を待って1月に買おうとすると、人気モデルはすでに完売…そんなモヤモヤを抱えることになってしまうんです。
園やママ友との会話でドキッとした瞬間

年長が近づくと、テレビでランドセルのCMを目にする機会が一気に増えました。
園でも「ランドセル見に行ったよ!」と自慢げに話す子が現れ、正直ドキッとした私。
お受験を秘密にしていたので、ママ友に聞かれても「まだ全然考えてなかった~」と笑ってごまかしていました。
でもその横で、子どもが友達に「何色買うの?」と聞かれて「わかんない」と答える姿を見ると、胸がきゅっとなったのを覚えています。
子どもを不安にさせないための我が家の工夫

我が家では、子どもが余計な不安を抱えないように、できるだけランドセルから意識をそらす工夫をしました。
たとえば、ランドセルのCMが流れたときはすぐにスキップ。ショッピングセンターでも売り場は自然にスルーして、なるべく子どもの目に入らないようにしていました。
また、保育園の先生にはこっそり受験のことを伝え、本人にはランドセルの話題を振らないように配慮していただきました。
さらに、ママ友との会話で「まだ買ってないの?」と聞かれるのが負担になってきたころは、お迎えの時に長居せず、会話に巻き込まれないようにしていました。
整理すると、我が家の工夫はこんな感じです。
- テレビCMはスキップして、ランドセルの映像をなるべく見せない
- ショッピングセンターでは売り場をスルーして、意識をそらす
- 保育園の先生に受験のことを報告し、ランドセルの話題を振らないよう配慮してもらう
- ママ友の会話の輪にあまり入らないようにして、「まだ買ってないの?」と聞かれる場面を減らす
小さな工夫ですが、子どもが周りと比べて不安にならずに過ごせる助けになったと思います。

合格後に待っていたランドセル選びのリアル
合格が決まってから、息子の学校は指定のカバンではなかったので、自分でランドセルを用意することになりました。
買うときは意外とあっさり!

合格後、息子の学校は指定カバンがなかったので、自分でランドセルを用意することに。
ネットでいくつか候補を見せて、息子に画面上で選んでもらったら、そのままサクッと購入!
こだわりがなかったのもあって、思っていたよりあっさり決まりました。
ランドセルが届いたのは年明けの2月頃。

お姉ちゃんのランドセルと比べながら「オレのほうが軽い!」と喜ぶ姿がかわいかったです♪
入学してみたら…

いざ入学すると、友達との関わりや新しい勉強、通学のリズムづくりなど、気にすることは他にたくさん。
「去年の心配は何だったんだろう?」と思うくらい、全然気にする暇はありませんでした。
悩んでいたラン活も、終わってみればあっという間。

ランドセルは、ただの通学アイテムのひとつになっていました。
まとめ

ラン活に振り回されていると感じても大丈夫。受験を終えて入学すれば、ランドセルはただの通学アイテムに変わります。
その先には、新しい友達や学びに夢中になるお子さんの姿が待っていますよ。
どうか安心して、この時期を前向きに乗り越えてくださいね。

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