5月はお受験準備がいよいよ本格化し始める時期。模試へのチャレンジや学校見学、自然に触れる体験など、「やってよかった」と思える取り組みを積み重ねていきたいですね。今回は、我が家の5月の過ごし方をご紹介します!
気になる学校に行こう!

5月・6月は、学校見学のベストシーズン。
志望校はもう心に決まっていますか?
娘のときは、この時期に気になる学校や、通学できそうな範囲の学校をいくつも見学しました。見学を始めたのは、年中の頃からです。
当時、「私立小学校にはたくさん足を運び、受付簿に名前を残しておくと良い印象になるらしい」といった口コミを見かけたことがきっかけでした。
それからというもの、年中・年長とできるだけ多くの学校に足を運ぶように意識していました。
ただ、娘が年長のときはコロナ禍の影響で、説明会がオンラインに切り替わってしまうことも多く、学校に実際に行ける機会は限られてしまいました。
でも、年中のうちから見学しておいて本当によかった!
今振り返っても、早めの行動は大正解だったと思っています。
ちなみに、受験した学校の中には、なんと一度も敷地に足を踏み入れることなく、本番を迎えたところもありました……。
だからこそ、実際に学校に行ける機会があるなら、迷わずどんどん行っておくことをおすすめします!
学校の雰囲気を感じることで、子ども自身が「この学校に行きたい!」という気持ちを持てるきっかけにもなります。
モチベーションアップにもつながりますよ。
模試に行こう!

もしまだ、模試を受けたことがなかったら、ぜひこの5月に模試を受けてみませんか?
この時期は「結果」よりも「場慣れ」が目的
GW中、息子が初めて小学校受験の統一模試を受けました。
本番さながらの緊張感ある雰囲気に、最初は少し緊張した様子。でも、模試を終えて戻ってきたときには、どこか楽しげな表情をしていて、私も思わずほっとしました。
子どもって、親が思っているよりもずっと順応力があるんだなと感じた瞬間でした。
もちろん、模試の「結果」も気になるところですが——
今の時期にいちばん大切なのは、やっぱり「場慣れ」だと思っています。
今回の結果が思わしくなかったとしても、焦らなくて大丈夫。
実は、2歳上の娘もこの模試を受けたことがあります。
当時の結果は正直ひどいものでしたが……本番ではしっかりと合格を勝ち取ることができました。
だからこそ、模試は「今の立ち位置を知ること」と「慣れること」が目的。
結果に一喜一憂せず、冷静に見守っていきたいですね。
模試の後、いちばん大切なことは?
それは、「子どもの得意・不得意を見極めること」です。
どこでつまずいていたか、どんな問題なら自信を持って答えていたか。しっかり観察して、次につなげていきたいですね。
そしてもうひとつ大切なのが、「すぐに復習すること」。
塾の先生も、「復習量=合格率」とおっしゃっていました。
復習のタイミングは、この3ステップが効果的だそうです:
- まずはすぐに
- 次に、1週間後にもう一度
- そして、1か月後にもう一度
このサイクルを大切にして、着実に力をつけていけたらいいですね。
カブトムシを幼虫から育ててみよう!

5月は、カブトムシを幼虫から育て始めるのにぴったりの季節です。
実はカブトムシは、小学校受験のペーパー試験でも頻出の生き物。
今のうちから親しんでおくと、いざというときにも安心です。
成虫から育てるのももちろん楽しいのですが、幼虫から育てると、成長の過程をじっくり観察できるので、子どもの印象にも強く残ります。成虫になったときの感動はひとしおで、本当におすすめですよ!
わが家では、5月に入ってから幼虫を2匹育て始めました。
「幼虫ってこんなにフンをするんだね!」
「見て!さなぎになってる!」
新しい発見の連続に、息子も大興奮!
私自身も、大人になって初めて幼虫をじっくり見たので、その大きさにちょっとびっくりしてしまいました(笑)
育てていく中でわかったこともあります。
「幼虫はとても繊細で、素手で触ると雑菌が原因で弱ってしまうことがある」ということ。
そんなにデリケートな生き物だったなんて、私も初めて知りました。
手袋をつけて、そーっと優しく扱うように気をつけています。
育てながら、図鑑やインターネットで調べものをしたり、成長の様子を一緒に観察したり――
親子で自然にふれながら学ぶ時間は、とても充実しています。
実際に手を動かし、体験することで得た知識や感動は、子どもの心にしっかり残ります。
こうした体験が、小学校受験のペーパー試験でも「知っている」と自信をもって答えられる力になるのです。
季節ごとにしかできない経験を、子どもと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
まとめ

5月の取り組みは、決して派手ではないけれど、後からじわじわ効いてくる大切な「土台作り」の時間。
今できることを、親子で一つずつやっていけば、それがちゃんと力になりますよ。
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