小学校受験に向けて、模試を受けるべきかどうか悩ましいですよね。
実は、模試の「結果」以上に「経験」から得られる気づきこそが、お受験を成功に導く大きなヒントになるのです。
この記事では、模試を受けたからこそ得られた親子の気づきや、受験本番に活きたポイントを、わが家の体験談を交えながらご紹介します。
親子で意識が変わるきっかけとなる

模試を受ける一番のメリットは、やっぱり「本番前のリハーサルができること」。
それに加えて、同じようにがんばっているお子さんたちと一緒に受けることで、よい刺激にもなります。
子ども自身も「がんばろう!」という気持ちになるようで、我が家ではモチベーションアップにつながりました。
実は、最初に模試の結果が届いたとき、あまりにふるわない成績に、夫婦でしばらく無言に……(笑)
でも、そのショックが私たちにとって大きな転機になりました。
「どこかで“なんとかなるだろう”と思っていた…」と猛反省し、それからは夫婦でしっかり話し合い、本気で受験に向き合うようになったのです。
この模試がなかったら、きっと娘を過信して、本番で大きな後悔をしていたと思います。
現実を知る大事なきっかけになった、ありがたい機会でした。
そして、母親である私の気持ちが切り替わったことが、娘にも伝わったのかもしれません。
その後の娘の成長ぶりは、本当に目を見張るものがありました。
模試では後ろから数えた方が早い順位だったにもかかわらず、受験本番ではありがたいことに4校から合格をいただくことができたのです。

「模試の結果が悪かった=ダメ」ではなく、「悪かったからこそ、そこからどう動くか」が大事なんだと、今なら思います。
小学校の中に入れる、貴重なチャンス!

模試によっては、会場が実際の私立小学校になることもあります。
説明会やオープンスクールとはまた違う雰囲気の中で、学校の空気を感じられる、貴重なチャンスです。
我が家もある私立小学校で模試を受けたとき、なんと校長先生が玄関まで出てきて、子どもたちを迎えてくださったことがありました。
その笑顔がとても親しみやすくて、「この学校、いいなあ」「ここに通わせたいな」と感じたのを覚えています。
こんなふうに、模試を通して“志望校への気持ちが高まる”ということもあるかもしれません。
本番での子どもの姿を、ひと足先に見られる

普段は毎日一緒に過ごしている我が子。
でも、「試験」という緊張感のある場面で、どんなふうに振る舞うのかって、なかなかわからないですよね。
・緊張して固まってしまうタイプ?
・意外と堂々としているタイプ?
・ママと離れられなくなっちゃうタイプ?
模試は、そんな“本番の雰囲気”の中で、子どもの姿を客観的に見るチャンスでもあります。
もちろん本当の試験ほどピリッとした空気ではないですが、それでも、受験服を着た子どもたちが集まる空間は特別です。
ちなみに娘は、模試から戻ってきて開口一番「楽しかった〜♪」とニコニコ。
「えっ、緊張してたんじゃなかったの!?」と驚きました(笑)
それを見て、「この子、想像以上に精神的にタフなんだな」と感じました。

結果の良し悪しはさておき、そういう“気づき”が得られるのも模試の大きな収穫です!
まとめ

模試の結果が思わしくなくても、落ち込む必要はありません。
そこからどう気持ちを立て直すかが、受験本番に向けての大事なプロセス。
模試には、点数以上に得られるものがたくさんあります。
「親子の気づき」「学校の雰囲気」「子どもの本番力」など、受けてみて初めてわかることも。
わが家が受けた模試はこちら
試しに一度、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
お子さんの意外な一面に、きっと出会えるはずです。
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