お受験の季節問題対策として、「自然体験」がとても重要です。その中でも田植え体験は、自然に触れる機会が少なくなっている現代の子供たちにとって、貴重な学びの場です。
ただ楽しいだけでなく、自然を通じて学べることがたくさんあって、お受験だけでなく子供の成長にも良い影響を与えてくれますよ。
本記事では、田植え体験が子どもに与える具体的な効果やその魅力についてご紹介します。
季節問題対策になる
季節の問題対策には、何よりまず「自分で体験したことが強く印象に残っていること」が重要ですよね。
田植え体験は、子供にとっても大人にとっても、なかなかハードな作業。
そして大変だった思い出は記憶に残りやすいのでGood!
子供にとって素敵な思い出に変わること間違いなしですね。
また、屋外で思い切り体を動かすことで、バランス感覚や筋力、持久力などが鍛えられるというメリットもあります。
お米のありがたさが分かる
「お米ってどうやって作られているのか」を自分の目で確かめることができます。
息子は田んぼにお米の苗を植える際に、苗の根にお米が付いていたのを見て、
「あ!お米って種なんだね!」と気づきました。
それはすばらしい発見でした。
そう、「お米は種」だったのです!
はずかしながら私も大人になってから目の当たりにしました。
お米の一粒一粒が、こうやって次のお米を作っているという驚きの大発見に、家族みんなで感動したのでした。
お米を作るために、どれだけの時間と手間がかかっているかを実際に体験することで、子供はお米のありがたみを実感できるようになります。
田んぼに生息する様々な生き物と触れ合える
田んぼには様々な生き物が生息しています。田んぼはただの農地ではなく、多様な生き物が共存する豊かな生態系が広がる場所でもあります。
子供たちは、田んぼの中を悠々とすべり歩くアメンボを追いかけたり、カエルの卵を観察したりして、たくさんの生き物と触れ合い、夢中になって遊んでいました。
ママ的にはゲンゴロウを見つけてみたかったなあ。
田んぼでは、図鑑でしかみたことがない生き物に出会えるかもしれません。
様々な生き物と触れ合うことで、自然への好奇心や探究心を育てることにつながります。
どろんこ体験ができる
普段、公園で子供と遊んでいて、水たまりに足を入れたりすると
「あ!汚れるからだめだめ!」なんて言っちゃっていませんか?
私はまさにそうです。だって後で洗濯するの大変だし…
でも田植えの日だけは、大人も子供もどろんこになってOK!
最近は、衛生面が重視されて敬遠されがちだけど、本来どろんこ遊びは、楽しいだけでなく、泥の質感や冷たさ、ぬるぬるした感触など、五感が刺激されて心身にもいい影響を与えてくれる貴重な遊びなんです。
子供たちも、いつも水に入ると怒るママがにこにこしているので、思いっきり泥遊びに集中していました。
夢中体験は子供の心にとって大切ですよね。
大人たちも、汚れるのをあきらめると童心に返ってすごく楽しい!
日頃のストレス発散になりますね♪
ただし、家に帰ってからの洗濯は覚悟してくださいね(笑)
まとめ
田植え体験は、小学校受験対策のためばかりでなく、日本人なら一度は体験してほしいくらい本当におすすめです。
余裕があれば、田植えに続いて「稲刈り」も体験してみてはいかがでしょうか。稲刈りでは自分が植えた苗が成長し、収穫を迎えるまでの過程を体感することで、収穫する喜びと達成感を味わえうことができます。
そうそう、田植え体験後に図鑑や絵本で振り返るのをお忘れなく!
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