「サイコロの問題が出るって聞いたけど、何を教えればいいの?」
そんなママに向けて、小学校受験でよく出る“サイコロ問題”の基本をやさしく紹介します。
遊びながら学べるヒントもたっぷり。まずは一緒に、サイコロの世界をのぞいてみましょう♪
サイコロの基本をマスター!

小学校受験でよく出るサイコロの問題。その基本となるルールがこちらです。
サイコロの向かい合う2つの面の目を足すと、必ず「7」になる。
たとえば:
- 1の反対側は6(1+6=7)
- 2の反対側は5(2+5=7)
- 3の反対側は4(3+4=7)
この「足して7になる」ルールをしっかり覚えることが、サイコロ問題を解く第一歩になります。
このルール、大人にとっては簡単に感じますが、幼児にとっては一ケタの足し算を正確に行う必要があり、意外とハードルが高いものです。
実際、わが家でもこの法則を子どもに理解させるのに、ちょっと苦労しました。
反射的に答えられるようになるまでになればばっちりです!

繰り返しやって感覚をつかむのが大切です!
サイコロの基本法則を問う問題

例えばこのような問題がでます。
例:「サイコロの3の反対側はいくつでしょう。その数だけ〇をかきましょう」
このような問題は、サイコロの基本法則である
「向かい合う面の目を足すと7になる」
というルールを理解していれば、スムーズに解けます。
この場合、3の反対側は4(3+4=7)なので、〇を4つ描けばOKですね。
他には、
例:「いくつか並んだサイコロの中から、正しいものを選びましょう」
というタイプの問題です。
このときのポイントは、サイコロのルールに合っているかをチェックすることです。
- 向かい合う面の合計が7になっているか?
- 同じ数字が2つ以上使われていないか?
- 向かい合うはずの面が隣り合っていないか?
などを確認しましょう。

正しくないサイコロは、斜線を引いて消去法で絞り込んでいくと、迷わず解きやすくなります。
展開図を問う問題

小学校受験では、サイコロの展開図に関する問題もよく出題されます。
たとえば、
例:「この紙をサイコロの形に組み立てたら、クマの絵はどこにくるでしょう?」
というように、展開図を立体にイメージして、特定の面の位置を考える問題です。
そんなときは、以下の2つの基本ポイントを押さえておきましょう。
- 展開図で隣り合う面は、組み立てたら絶対に向かい合わない
→ 1と6、2と5などの向かい合う面は、展開図上では隣り合わせにならないことがポイント。 - 向かい合う面は、展開図では主に「1こ飛ばし」で描かれている

この2つのポイントを押さえておくだけでも、ペーパーを解くとき、取り組みやすくなりますよ♪
また、サイコロとして正しく組み立てられる展開図は、全部で11種類あることを知っていましたか?

この11種類すべてを暗記しておけば、今後のサイコロの問題がすこし楽になるかもしれません♪
余力があったらトライしてみてください!
「位置の移動」問題

例:「サイコロの目の数だけ進みました。くまはどこに止まりますか?」
この問題を解くカギは「すごろく遊び」!
我が家では、子どもがすごろく遊びを始めたばかりのころ、思わぬ発見がありました。
サイコロを振って出た目の数を進めるとき、コマが立っているマスを「1」と数えていたのです。
「隣のマスから数えるという感覚が、まだないんだ!」と、新鮮な驚きがあったことを覚えています。
このように、「コマが立っているマスを1と数えてしまう」のは、幼児によくある間違いです。そんなときは、焦らずゆっくり、「隣のマスが1だよ。今いるところは数えないよ」と、根気よく・やさしく伝えることが大切です。
すごろく遊びの中で繰り返していくうちに、子どもは自然と正しい数え方やサイコロの目の意味を理解していきますよ!
楽しく取り組む我が家の工夫

楽しいすごろくでやる気アップ!
我が家では、子どもが「やってみたい!」と思えるような楽しいすごろくを何種類か用意しました。
たとえば:
- 季節のイベントがテーマのもの
- キャラクターが登場するもの
- おはなし形式でゴールを目指すもの
など、遊びの幅が広がるよう工夫しました。
すごろくは、いつでも気が向いたときにできる知育遊び。
いくつかバリエーションをそろえておくと、飽きずに何度も遊べて、サイコロへの親しみも自然と深まります。
いろいろなサイコロに親しむ

我が家では、大きいサイコロや小さいサイコロ、カラフルなサイコロなど、いろいろなバリエーションのサイコロを用意して、子どもたちにサイコロを身近に感じてもらえるように工夫しました。
サイコロを親子で手作りするのも楽しいですよ!
ちびむすドリルの展開図が使いやすくておすすめです♪
まとめ
サイコロの問題は、最初はちょっとむずかしく感じるかもしれません。
でも、遊びや日常生活の中で少しずつ慣れていけば、ちゃんと力になります。焦らず、親子で楽しくサイコロに触れる時間を大切にしてみてくださいね。
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