「お受験勉強」というと身構えがちですが、実は外遊びをしながら学べることもたくさんあります。植物観察なら、子どもも遊び感覚で楽しく取り組めますよ。でも、地球温暖化の影響で季節ごとの花の見分けが難しいことも…。
本記事では、季節の花対策に関する我が家の取り組みについてまとめました。
どんな問題が出る?
花と葉、種や球根と植物を結び付ける問題では、絵をよく観察して形や特徴を見分け、実際の植物をイメージする力が大切です。また、その植物がどの季節に関係しているかを考え、それをきちんと分けられる力も求められます。
早朝散歩を通して植物の細部にも目を向けたい
公園で花を摘んで遊ぶことはよくありますが、「葉っぱ」にまで意識を向けることはどれくらいあるでしょうか?実は、ペーパー試験では花と葉の関連性について問われることも多く、しっかり理解しておくことが大切です。
忙しい日々の中で、どうやって学びに取り組むか悩んだ私たち。そこでふと思い立ち、家族で早朝散歩を始めてみました。少し早起きをして家族4人で歩く時間をつくったところ、自然の中でじっくり植物を観察する余裕が生まれたのです。
朝の散歩は静かで心地よく、短時間でも家族の会話が弾み、コミュニケーションの良い機会に。外の空気を感じながら、花や葉を観察するこの習慣、ぜひ皆さんにもおすすめしたいです!
知っているようで知らない植物の仕組み、子どもに伝えていますか?
大人にとっては当たり前のことでも、子どもに教えなければ知らないまま過ごしてしまうことがあります。
例えば、チューリップは種ではなく「球根」で育つことを我が子は知っていますか?
また、ひまわりやコスモス、タンポポ、アサガオなどの種の形は、ペーパー試験でよく出題されるため、しっかり覚えておきたいポイントです。
我が家では、種や球根を実際に用意し、形を観察したり、子どもと一緒に土に植えたりして、楽しみながら学べるよう工夫しました。体験を通じた学びは、子どもの記憶にしっかり残るのでおすすめです。
気候変動の中で迷わない花の学び方
植物の名前や形態を覚えるだけでなく、季節ごとに分類して理解することが求められるのが、小学校受験の難しいところです。
しかし、ここで注意が必要です。たとえば、我が家では「秋の花」であるはずのコスモスが、真夏に咲いてしまい、「秋の花」として覚えさせるのに苦労しました。さらに、ひまわりも本来は夏の花ですが、秋や冬に道端で見かけてしまい、「どうして今咲いているの?」と子どもを混乱させてしまったこともあります。
こうした現象は、気候変動の影響で増えているようです。温暖化の進行により、植物が本来の季節以外に咲くことがあり、受験対策でも予定どおりにいかないことが増えています。おそるべし、地球温暖化…。
そんな時には、図鑑やポスターを活用して、季節ごとの花を正確に振り返るのが確実な方法です。自然の変化に左右されない教材を使って、子どもが季節感を失わず、正確な知識を身につけられるようサポートしましょう。
まとめ
外を歩いてみると、「こんなに知らない植物があったんだ!」と驚くことばかり。親も一緒に学ぶチャンスですね。
植物観察は外遊びがメインだから、子どもも楽しみながら取り組めます。お受験対策だなんて気づかないくらいの軽いノリで、自然の中で遊びましょう!
ぜひ、お子さんを連れてたくさん外に出かけてみてください。風に吹かれながら、親子で新しい発見を楽しんだら、きっと気持ちもリフレッシュしますよ。
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