小学校受験は、子供だけでなく、親も勉強になることばかりで、時々ハッとさせられることも…
子供と一緒に新たな発見ができて、とても楽しく過ごせます。
本記事では、小学校受験を2度経験した我が家の、「水に浮くもの沈むもの」についてまとめました。
どんな問題がでるの?
この絵の中で、水に沈むものに〇をつけなさい
子どもの理科的常識を問われる問題。
ペーパーには、釘、マッチ棒、いちご、りんご、みかん、はさみ、つみき、かなづち、えんぴつなどのさまざまな絵が描いてあります。
そもそも「描かれている絵が何なのか」を理解しているのが前提です。
普段「釘」や「かなづち」を触ったことがない子は、名前が出てこなかったり、ましては水に浮くか沈むかなんて分かるはずありません。
過去問を見て、もし子どもが知らない絵があったら、実物を子どもに見せて理解させておくことをおすすめします。
まずは実験すること
実験のやりかた
我が家では、こんな風に実験しました。
- 材質の違うものをいくつか集める
- 水に浮くものと沈むものを予想してグループ分けする
- 実際に1つずつ水に入れて観察する
- 浮いたものと沈んだものを仲間分けする
- 浮いたものの共通点について考える
- 沈んだものの共通点について考える
- 気づいたことについてほめてあげる
わざわざ実験のために水を用意するなんて面倒…
でも大丈夫!毎日お風呂に入るときに、ついでに実験すればいいんです。
平日の慌ただしい中でも、楽しいコミュニケーションの場になって一石二鳥!
子どもも、「次はこれを浮かべてみよう♪」と楽しく実験に参加してくれます。
大事なことは自分で考えさせること
どういう仲間が沈むのか、浮くのかを考えさせることがポイントだと思っています。
材質の違いに気づくことができれば完璧!
- 木でできているもの
- 布でできているもの
- 金属でできているもの
それぞれ仲間分けできたら、大いに褒めてあげるように心がけていました。
毎日お風呂で気軽にできる実験なので、繰り返すうちに、子どもは自然と覚えてくれます。
日々の生活にもさりげなく意識をむける
実験ばかりではなく、「そういった場面」に出くわした時に、子どもに意識を向けさせることが重要です。
冬に、家族でりんご風呂のある温泉に遊びに行ったときのこと。
「りんごって浮くんだね♪」
とさりげなく強調してみたり。
子供も、りんごで遊びながら楽しく観察してくれます。
楽しい思い出は、記憶に残りやすい。
まとめ
水に浮くもの沈むものについての理解は、普段の生活でちょっと意識すればできる事ばかり。
日々の生活において、ただ何となく過ごすのではなく、アンテナをはって、さりげなく子どもに気づきを与えられるようにすることです。
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