ペーパーの中でも、季節の問題ほど時間をかけて準備する単元はないと言っても過言ではないかもしれません。
ただペーパーの数をこなせば良いというわけではないからです。
本記事では、我が家の季節問題に対する取り組みについてまとめました。
体験と知識を結び付ける
体験したことは、記憶しやすい
幼児が季節を理解するには、何といっても記憶に残る体験をさせてあげることです。
季節行事は大がかりに派手に盛り上げたいです。
我が家で取り組んだこと。
子供の日には、菖蒲を用意して菖蒲湯に入る。
お正月には、子供とおせちを手作り。
節分には、子供と恵方巻を手作り。玄関にはひいらぎいわしを飾って。
こんなふうに、一年間の季節行事を思いっきり楽しみます。
トイレに季節のポスターを貼る
ただ体験させただけでは「楽しかった~」だけで終わってしまいます。
ここでもうひと工夫!
お手製季節ポスターを作製して、トイレに貼っておきます。
この「お手製」というのがミソです。既製品よりも子供が愛着を持ってみてくれます。
![](https://datchi-datchi.com/wp-content/uploads/2022/02/お手製季節カレンダー-scaled.jpg)
絵を参考にしたのはこちらの季節カード。寝る前にクイズ形式でやるのが習慣です♪
虫と向き合う
もともと虫は嫌いな方ではない私。
子供と受験対策のために、虫と向かい合う日々でした。
ホタルを見に、郊外へおでかけしてみては?
ホタルはなかなか近所で見る機会はないですが、これを機にホタルが観察できるスポットへお出かけしてみるのもいいかもしれません。
わざわざホタルを観察しにいくなんて、小学校受験対策でもないとなかなか行く機会がないですよね。
夜の空を幻想的に飛ぶホタルをみて、子供たち大興奮でした。
実は私も大人になって初めて見ました。
カブトムシ・クワガタムシは鉄板!
お店で購入してもいいのですが、できれば実際に捕獲したいところ。
「どんな木なら見つかるかな?」「どの時間帯なら見つかりやすいかな?」などと、子供と一緒に考えるのも楽しいですし、たいてい夜や朝早い時間帯に捕まえに行くことになるので、非日常体験として子供の記憶にも残りやすいです。
かたつむりを飼う
正直かたつむりは苦手…
でも、娘が目を輝かせて大きなかたつむりを捕まえてきて「この子飼う~」と言ってくると、嫌とは言えず…
でもかたつむりを飼う経験ってなかなかないので、梅雨の時期を印象付けるには最適!
セミの羽化を観察したい
セミは夏、夕方に土から出てきて木に登り、羽化を始めます。
夏はカブトムシやクワガタに気を取られて、セミの事を後回しにしがちだったのですが、今年こそはセミの羽化を観察しようと意気込んでおります。
これも良い体験となること間違いなし!ですね。
羽化の観察はまだ未経験ですが、毎年夏は保育園から帰ってくると、網をもってセミ探しに行くのが習慣になっていました。
そのうちに素手でもセミを捕まえることができるようになった私。恐るべしお受験パワー!
トンボをたくさんつかまえたい
トンボを捕まえるのは子供のころから大得意だった私。
素手で取って子供にドヤ顔で渡しています。
どっちがたくさん捕まえられるか親子で競争して楽しみます。
「赤とんぼ」を歌って、すかさず秋を演出してみてみたり。
すずむしを飼って音色に酔いしれる
近所の公共施設からもらってきた10匹ほどのすずむし。
りーんりーんとかわいく鳴いてくれます。すごく秋らしくていい感じ♪
ちゃんと育てれば、次の年も卵が孵化して、毎年良い音色を奏でてくれます。
ただし、孵化したばかりのすずむしはちょっと小さすぎて、大量のダニが発生したみたいで気持ち悪い上、大きくなると見た目がゴキ〇〇みたいに黒光りしているところがちょっと嫌…
果物と向き合う
我が家は味覚狩りが大好き♡
春はいちご狩り
夏はもも狩り
秋はぶどう狩り
冬はみかん狩りと
一年中狩りを楽しんでいます。
美味しい記憶はずっと残りますね♪
味覚狩りに加えて、田植え、稲刈り体験も季節を感じられる良い体験です。
植物と向き合う
定番の季節の草花や野菜を育てて観察する
毎年我が家の庭では、様々な植物や野菜を育てています。
チューリップ(春)、ひまわり(夏)、アサガオ(夏)、コスモス(秋)は我が家の定番。
冬はお花屋さんでポインセチアやシクラメンを買ってきて、季節感を出すように演出します。
庭に植えたピーマンやなす、トマトなどの野菜を子供と一緒に収穫するのも、我が家の毎年の楽しみ♪
公園にはいくときには、ミニ図鑑を持ち歩いて
子供たちが公園から摘んできた色々な雑草や花々を花瓶にさしたり、押し花にしたりして楽しみます。
花の名前が分からないときは「散歩の草花図鑑」で調べます。
文庫サイズで持ち歩きに便利なので、子どもと公園に行くときには、いつも持ち歩いています。
それでもよく分からないときはスマホで写真を撮って検索して調べます。
子供と外を散策していると、名前がすぐに分からないような色々な草花が生えていることに気づかされて、大人の自分にとっても勉強になっています。
Yahoo!きっずの図鑑も分かりやすくておすすめです。
Yahoo!きっず図鑑はこちら
まとめ
季節の問題は、家庭でどれだけ季節の行事を大切にし親しんでいるかを見られています。
その季節にしかできないことを、取りこぼしのないよう全部楽しむぞ!という勢いが大事です。
体験から、子どもは自然と季節の感覚をつかんでくれます。
小学校に入学すると、次第に親子で過ごす時間が減ってくるのが事実。
この時期にしかできない、親子の貴重な思い出がたくさん作れますように。
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