娘の受験で、7月の模試結果を見た瞬間、思わず言葉を失いました。
同時に、「私の覚悟が甘かった…」と痛感。小学校受験の厳しさを、これでもかと突きつけられた気がしました。
そんな私にパパが一言。
「受験すると決めたんだから、後悔しないようにやれることを全部やろう。」
その言葉に背中を押され、「本番まで娘と一緒に最後まで走りきるぞ!」と心を決めた私たち。
本記事では、2度の小学校受験を経験した我が家が、8月当時にどんな取り組みをしていたのかを振り返ります。あのときの奮闘が、同じ悩みを抱える方のヒントになりますように。
月の目標を立てた
今まではなんとなくやっていたことを、大きく紙に書いて貼り出すことに。
そうすることで、家族全員で意識が向くし、土日の公園遊びのときに、パパが協力してくれるようになりました♪
我が家の8月の目標。数も明確にすることが大事ですね!
お手伝いは毎日1つ必ずやる
ペーパーに絵画、運動など、毎日やりたいことを組み込んでいくとおろそかになりがちな、お手伝い。
「無理のない範囲で、けれど習慣になるように必ず毎日」と決めて、いくつか項目をしぼって、その日にできそうなことを1つ2つお願いすることにしました。
お手伝いは何をやるか
お手伝いをお願いするときは、簡単な組み合わせにして、なるべく子どもに負担がかからないようにしました。子どもの様子を見ながら、遊び感覚で楽しく取り組めるよう心がけたのもポイントです。
また、「お手伝い表」を作り、できたら「できたねシール」を貼ってあげると効果的です。お手伝い表は、子どもがよく見える場所に貼っておくと、「こんなにお手伝いしてるんだ!」と自信につながり、やる気も続きやすくなります。
我が家では、娘と息子それぞれの表を用意しました。二人でシールの数を競い合い、良い刺激になっていたようです。
できなかったことを可視化し、苦手をなくす
過去のペーパーを見返す 苦手分野を洗い出す
幼児教室から出された大量の宿題を、これまでちゃんと見返していなかったことに気づき、猛反省…。
まず最初に取り組んだのは、入塾したころからためておいたペーパーをすべて見返すことでした。
そこで、間違えやすい単元や理解が難しいところ、知らない語彙(ごい)をノートに書き出して整理しました。
その結果、娘が苦手なのは「左右の理解」「反対言葉」、そして「シーソー」に関する問題だと判明!
さっそく、それらを毎日のペーパー学習に取り入れることにしました。
今から追い上げるなら「お話の記憶」一択!
模試の結果に焦りを感じ、すがる思いで幼児教室の先生に相談したら、こう言われました。
「今から追い上げるなら、とにかく『お話の記憶』を強化しましょう!」
「お話の記憶」は、集中力と記憶力が大事な単元で、学習の土台になるものだそうです。ここが得意になれば、他の問題にもいい影響が出てくるとのことでした。
それを聞いて、我が家では毎日のペーパー学習の最初に必ず「お話の記憶」を取り入れることに決めました。娘は最初、この単元が苦手でしたが、お菓子を片手に少しずつがんばってくれました。
振り返ってみると、あのときの努力が良い結果につながったんだなぁと思います。
実践で記憶に残す作戦
水の量と濃度の問題
たまに出題される「水の量と濃度」に関する問題。
よく使われるのが角砂糖だったので、スーパーで購入し、とにかく実物を使って理解してもらうことにしました。
子どもは実際に飲んで濃度を確かめるのが楽しいようで、この実験は何度も繰り返し行いました。目で見て、手で触れて、飲んで感じることで、少しずつ仕組みを理解できたようです。
楽しみながら学べる工夫が、子どもの成長には一番の近道だと感じています。
図形の分割の問題
ペーパーの合間の遊びはこれで、子どもといっぱい遊びました。
遊んでいるようで、実は勉強になっている
まとめ
「もう8月だから無理かも…」とあきらめないでください。
子どもは本番を迎えるまで、どんどん成長します!
8月からでも、家族が力を合わせて全力で取り組めば、きっと笑顔で結果を迎えられますよ。
コメント